地域のイベント
マンガ絵ぶたについて
マンガ絵ぶたまつり
旧川上町が「マンガ文化のまちづくり」を提唱して地域活性化を進める中、地域活性化に取り組んでいる旧川上町商工会(現備北商工会川上支所)でも、平成6年から「マンガ文化のまちづくり」にちなんだイベントを創出しようと活動が始まりました。
このイベントは一過性のものではなく、地域住民参加型のものとして永く地域に定着するとともに、地域振興のための新たな動きとなることを目指したものです。
当時の商工会役員で協議・検討を重ねた結果、青森県の「ねぶたまつり」にヒントを得て、「マンガ」と「ねぶた」を融合した「マンガ絵ぶた」というイベントを想像する方向性が決定。その後本場の青森県に足を運び研究を重ね、ついに平成7年に第1回目のマンガ絵ぶたまつりを開催しました。
絵ぶたの製作には約2~3ヶ月の期間と、「絵ぶた師」(絵ぶたを作る人の総称)の莫大な知恵と労力が費やされますが、「マンガ絵ぶた」が人々を魅了するのは祭りの一夜限り。そんな中、絵ぶたの保存・展示を行う施設「マンガ絵ぶた館」が平成15年に開館。平成16年には「マンガ文化」の精神を取り入れたユニークな地域文化事業を評価していただき、「おかやま県民文化大賞」を受賞しました。
また、夏の風物詩として定着している「マンガ絵ぶた」を、冬にも製作して冬の町をにぎやかに飾り、新たな活性化につなげるために、平成14年からは毎年12月に「冬絵ぶたとイルミネーション」点灯を行っています。